協会とは
当協会は、地震防災のエキスパート事業者集団であり、公益的な事業を通じて、会員共通の利益を図ることを目的とする一般社団法人です。
建物や土木構造物の調査・診断・設計及び評価技術の向上とその普及発展を目指し、各種の公益事業や技術支援業務を行っています。
協会設立の動きは、1988(昭和63)年(発起人総会開催)以前に遡ります。当時、耐震工学の権威であられた梅村魁先生が大槻朝雄初代会長に
“新しい物ばかり作るのを考えないで、日本には古い由緒ある建築物がたくさんある、まして地震国だからそういう物の補強設計をきちんと行い、
後世に価値のある建築物を残すのも君たちの仕事である”とおっしゃいました。このお言葉は、今にして改めて“防災のための社会貢献に励む”当協会の基調に通じるものです。
今日、建築・土木の都市施設は、日々の社会経済・教育文化・住生活の拠点であり、良質で安全な社会資産としての性能が求められています。
当協会の会員は、研鑽に培われた技術力と豊富な実績を背景に、調査診断・性能評価・補強改修の分野で他の追随を許さない能力を保持しており、
会員挙って社会の防災ニーズに応えるその活動の成果には大きな期待が寄せられています。
一般社団法人 構造調査コンサルティング協会 倫理
構造調査コンサルティング協会は、既存構造物の安全性を社会に提供することを使命とします。
1 私たちは、構造物の医者として構造物の実態を把握し、人命への危険の除去い全力を尽くします。
2 私たちは、社会の資産である構造物の維持・管理のため、現状を把握し、その延命に務めます。
3 私たちは、計り知れない自然の力を念頭に、リスクを考え様々な技術を取り入れ安全・安心に全力を尽くします。
4 私たちは、倫理観を持った技術者の育成を最優先に務めます。
5 私たちは、依頼者の良きパートナーとして責務を全うし、且つ中立・独立の立場を堅持します。